
ポストカード「12の景色」の第2弾を作成しています。
Creema 高井みいるショップページ 「12の景色」
Creemaのほか、昨年の個展でもたくさんの方にお買い求めいただき、
もう少しで目標数達成。
とてもありがたいことだと、喜びながら身の引き締まる思いです。
また、お話している中で「第2弾も」と嬉しいお言葉も頂いています。
自分でもこの「12の景色」は愛着のあるものとなっており
次はどんな景色が描けるだろう、
どんな風に眺めてもらえるだろう、と
その楽しみを原動力に今月はせっせと第2弾に取り組んでいます。
さて、そんなポストカードの制作過程を
先日、SNSのnoteで記事にしました。
note 「アナログ派のデジタルペイント使用例」
タイトルがいまいちなのはご愛敬で(笑)、
どうやって描いているかをなんとなくわかって頂けるかなと思います。
SNSであげているのは第2弾のサザンカやイチゴの絵。
目立つかな、と思ったものを載せています。
「12の景色」は季節を感じつつも、童話の世界のような
あまり「現実味」をおびない静かな光景を意識しています。
とはいえあまり突飛なものも避けていて、
そのあんばいがわりと難しいところ。
たまの気晴らしに、かたまらないイメージだけでわーっと描いて
「あ、これはちょっと飛びすぎだ」と我に返るための息抜きなどもしています。
例えばこういう青と白の切り絵風や、

光るような白い大樹に赤い実がなるさま、

海に星が落ちる光景など。

「わるくはない」のですが、もっと深くつかめるものがないと「絵」にできないこれらは
私にとって惹かれる光景です。
惹かれるから「これはなんだろう」「もっと、あんな色の、あんなイメージの」と
深く求めていくことができるのだと思っています。
最後の海の絵は、白くて丸い何かを浮かせてみましたが、
これが何かは私にもわかっていません(笑)
求めて探して行き着いた先に描けるのが私の絵画作品なら、
ポストカードの景色たちや過程のラフな絵、そこに付随して浮かんでくる言葉たちは
その原風景なのかもしれない。
そんな風に感じています。