心の底に触れる景色を描いています。

水の流れや石や月や星。
静かに光るものに、いつも気持ちが動きます。


どこかここでないところ、
立ち尽くすような光景を描きながら

川のながれに無常を感じた人々のこと、
石ばかりの川原の光に思いを馳せた詩人のことが浮かびます。



つど思い起こす文学作品と、画面に現れる景色をながめていると
いつの時代にも、人が心の奥底で感じている静けさ
それに触れたような、そんな感覚をおぼえます。


自分がなにか大きな流れの中にいること。
描いていて良かったと思える、沁み込むような嬉しさ。
そうして、この景色を心にもつ人が、きっと私の他にもいることを信じています。


ふっと目に入った瞬間、心の底に静かに触れる。
そんな絵を、これからも描いていきたいと思っています。

髙井みいる



*各画像または作品タイトルをクリックいただきますと、作品のスライドショーがご覧いただけます


連作『やまず流れる』

連作『葉の光る』
行き交う日
落月 武蔵野・山月

ペン画


古くから脈々と連なる図像に関心があります。
古今東西それぞれの場所で、
それぞれの思想を象った図像たち。

その強さや美しさを描いてみたくなった時には、
速く確かに形を作っていけるペン画を。

そんな一連の作品たちをご紹介しています。



ART WORKS – drawing –


小さな絵


気ままに描く小さな絵。

版画のような切絵のようなフォルムに、物語の気配を感じながら描いています。

こうしたイラストでふっと出てくる動物たちは
どこかユニークな面持ちのまま、
星降る夜の中を遠くへ駆けだしていきます。


ART WORKS – small art –


エスキース


作品になる前のイメージ図「エスキース」。

頭の中に浮かんだ影や気配を
紙に描き出していくその過程は
自分の心の中をさぐっていくような心地です。

そこから絵画になるもの・ならないもの、
動き出す前の気配をもったこれら。
作品とはまた違った味わいをお楽しみください。


ART WORKS – esquisse –