
綿100%の布に、膠と絵具で描く方法を模索中。
一旦メドがつきましたので、その工程と使った材料などを、つらつら書き留めました。
こちらのページでは「綿布の吸い止め、滲み止め」について。
5 吸い止め、滲み止め
▶ 膠で吸い止めをする
▶ その後、ドーサで滲み止めをする
材料・道具
- 膠(板膠4g、水100gの濃度)
- ドーサ(板膠0.4g、ミョウバン0.4g、水100gの濃度)
- 筆(膠用、ドーサ用)
ここからは和紙での制作と変わらない工程になってきますが、
「膠での吸い止め」は和紙制作では馴染みがないものかなと思います。
木地に彩色する時にもやる工程で、吸い込みが激しい基底材には、あらかじめ膠を塗布して吸い止めを施します。
そうして下地を万全にした状態で、ドーサでの「表面処理」を行います。
今回、膠の濃度、ドーサの濃度ともに悩んだのですが、普段の和紙での制作と、社寺塗装での木地彩色の間位をイメージして設定してみました。
使用している膠によってもココは変わってきますが、ひとまず和紙よりも高めの濃度で試しをば。


乾いたら、再度おなじ濃度で捨て膠。


こちらも乾いたら再度おなじ濃度で引く。
捨て膠×2回、ドーサ×2回。
引いている感じと乾き方で、そんなに変なことはしていないだろう、という印象でした。
この後の着彩で胡粉の発色が悪く、同様のドーサ引きをもう2回行いましたが、それは胡粉の方に問題があったので(noteに書きます 笑)、
ドーサ引き自体は2回で終わっておいても良いのではないかなぁと、今のところそんな風に思っています。
ココは描きたい絵の雰囲気にもよるかと思いますので、要検討。
滲んだり、絵具の定着が悪いということはありませんでした。
